妊娠中に歯が痛くなったら?

「妊娠中ずっと歯が痛かったけど、ガマンしてた。」と来院される方がいらっしゃいます。
歯科治療で胎児に影響が無いか心配されてるのだと思いますが、妊娠4ヶ月半から8ヶ月ぐらいの安定期であれば、基本的に治療を行うことが出来ます。
まずレントゲン撮影ですが、歯科の撮影での線量は約0.01~0.04mSvで年間の自然放射線の100分の1程度です。さらに照射部位が口腔付近に限られた上に鉛の防護エプロンを着用するので、影響はまずありません。
麻酔については通常リドカインという成分が含まれた麻酔薬を注射しますが、歯科で局所的に使用する場合には全く問題ありません。またエピネフリンという血管収縮剤も微量に含まれてますが、副腎皮質ホルモンのアドレナリンと同じものです。体内でも分泌されるもので過剰に投与しない限り心配いりません。
薬については妊娠中は服用できないものもありますが、必要な場合には服用が可能なものを処方しますので安心して下さい。
以上の事からガマンする必要はありません。妊娠中でも痛みがひどかったり、何か困ったことがあれば、ぜひ受診してください。ただし受診の際には必ず妊娠中と申告しましょう。

 

あおば歯科クリニック
院長 百目木 秀敏

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