歯の治療に何度もかかるのはなぜ?

虫歯で歯が欠損すると、自然治癒しないので人工物で補う必要があります。ある程度大きな詰め物やかぶせ物は、型取りして製作するので最低でも2回かかります。土台を建てる場合は更に日数がかかります。

また最も回数がかかる原因は根管治療が必要になった場合です。虫歯が神経まで進行すると、抜髄と言う神経を取る治療を行います。あるいは化膿した場合も感染根管治療という同様の処置をします。これらを根管治療と言い、悪くなった神経を針のような器具で除去するのですが、直径1ミリにも満たない細くて複雑な根管の中を、きれいになるまで根気よく掻き出して清掃することが必要です。

また毎回中に消毒の薬を封入し効果がでるまで数日あけて処置を繰り返します。そのため何日もかかるので大変ですが、この根管治療こそが歯を長持ちさせるのに重要です。

虫歯の治療に何度も歯医者に通うと、「大変なのにどうして一度に治療できないの!」と思うこともあるでしょうが、少し前に話題になったマンションの杭打ち問題と同じで、見えない部分の基礎工事ほどしっかり治療することが大切です。
治療に数か月要する場合もありますが、それで歯の寿命が何年ものびると考え是非とも治療を最後までして下さい。

 

あおば歯科クリニック
百目木 秀敏

ページトップ