小児歯科

乳歯でも治療は必要?

乳歯はいずれ抜けて永久歯に生え変わります。
じゃあ虫歯になっても放っていても大丈夫かな?と考える方もいると思いますが、大間違いです。
まず単純に、虫歯がひどく進行すると乳歯でも痛みがひどくなります。さらに放置して、神経が化膿して膿が溜まってくると腫れて痛みが増します。痛みが無くてもその状態が続くと、次に生えてくる永久歯に変色や形成不全などの異常が起こることがあります。
また乳歯が虫歯で大きく欠損したり、生え変わりの適切な時期より早期に失うと、歯並びにも悪影響を及ぼします。
そこでやはり乳歯でも治療は必要です。
でも子どもが小さいと、ちゃんと治療を受けられるか、泣いて無理かな、嫌がってトラウマにならないかなど、心配でしょうが、小児の治療に慣れている医院では心配ありません。当院でも初回はコミュニケーションをとって治療のトレーニングから始めるので、年少児でもほとんどのお子さんは泣かずに受診できます。
またもう一つ重要なのは定期的に健診を受けることです。当院は開業して20数年経ちますが、乳幼児期から定期的に健診やフッ素塗布に来られていたお子さんは、皆さん成人になっても歯がほとんどきれいな状態に保たれてれいます。目指しましょう。

あおば歯科クリニック
院長 百目木 秀敏